長嶋一茂 重度のうつで自殺考えた

[長嶋一茂 重度のうつで自殺考えた「毎朝包丁持ってた」]

(デイリースポーツ  2018年6月24日)


元野球選手でタレントの長嶋一茂(52)が24日、読売テレビで放送された
「八方・陣内・方正の黄金列伝!」に出演。

10年前に重度のうつで自殺を考えていたことなどが明かされた。

「健康には自信があった」という一茂に異変が起きたのは1996年夏。
現在の妻とレストランで食事中、過呼吸の症状である過換気症候群で呼吸が
困難に。

以降、「家の中にいても天井がぐるぐる回る」など、症状は悪化。
「ノイローゼ状態になっちゃった」と明かした。

当時は父・長嶋茂雄氏が監督を務めていた巨人で2軍生活。
父親には病気について打ち明けられず、「外に出るのが怖くて」一度も練習に
行けなくなり、その年の冬、戦力外通告を受け、引退した。

激しいめまい、過呼吸、外出や乗り物に乗るのが怖い…など、パニック障害の
症状はその後、10年以上続き、42歳だった2008年にピークに。

同年3月、ずっと世話になっていたお手伝いさんをがんで失い、7月には
大好きだった祖母が、9月には母親が他界した。

「愛してる女性が3人天国に逝った。ここで完璧に重度のうつです」。

毎日、夜中の3時に発熱し、汗だくで飛び起きる日が続いた。
「自殺衝動がすごい。『お前が死ね、お前が死ね』って幻聴が聞こえる。
3時ぐらいに『自殺したい』って自殺衝動がすごくて、常に包丁持って
ました…、毎朝」と衝撃の告白をした。
自殺衝動と闘う日々。

症状が回復し始めたのは47歳のころ。
きっかけは「いつ死んでもいい」と諦めたことだったという。
「毎朝、神様にお願いしてた。『殺してくれ。とにかく殺してくれ』って。
それから良くなっていった。薬もやめた。もう死ぬから。そっから良くなって
いったの」と明かしていた。


http://news.livedoor.com/article/detail/14912855/


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