[町田市ではしか患者を確認 沖縄からの患者と同じ医療機関で受診]
(ハフポスト日本版 2018年5月10日)
東京都町田市は5月9日、新たにはしかの患者が出ていたと発表した。
同市によると、発症前に市内のバスを利用していたという。
バスに乗り合わせた人たちに感染している可能性があるため、同市は注意を
呼びかけている。
同市によると、患者は30代女性。
4月23日に市内の医療機関を受診した。
23日、この医療機関を沖縄から来ていた別のはしかの患者が受診している
ことから、女性は、この時感染したとみられるという。
女性は5月5日の午前10時ごろと午後2時ごろ、町田駅―成瀬方面のバスを
往復で利用し、町田駅周辺で行動していた。
6日には発熱、7日に自家用車で医療機関を受診し、8日に遺伝子検査で
はしかが判明した。
はしかは感染力がきわめて強く、同じ乗り物に乗っていた人が感染する
可能性もある。
同市は症状からはしかが疑われる場合は、事前に医療機関に連絡の上、
公共交通機関の利用を避けて受診してほしいと呼びかけるとともに、
1歳児、および小学校入学前の年長児ははしかと風疹の混合ワクチン
(MRワクチン)の接種を済ませておくよう呼びかけている。
(錦光山雅子/ハフポスト日本版)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180510-00010001-huffpost-soci