[睡眠障害と高血圧に「関連性」 京大の研究チーム]
(関西テレビ/FNN 2018年5月9日)
京都大学の研究グループは、睡眠時無呼吸などの睡眠障害が、高血圧や
糖尿病と関連していることがわかったと発表した。
研究を発表したのは、京都大学医学研究科の陳 和夫特定教授たちの研究
グループ。
研究グループは、滋賀・長浜市と共同で、4年間にわたって、およそ
7,000人を対象に調査を行った。
その結果、高血圧や糖尿病の人は、治療が必要な睡眠呼吸障害がある割合が
高いことがわかった。
また、睡眠呼吸障害がひどい人ほど睡眠時間が短く、高血圧や糖尿病には、
肥満が関連していることなどもわかったという。
研究グループは、今回調査した人たちを対象に、5年後に再調査を行い、
変化などを確認して、因果関係を明らかにしたいと話している。
https://www.houdoukyoku.jp/clips/CONN00391635
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