今日は何の日:3月16日は世界睡眠デー

[3月16日は世界睡眠デー]

(あなたの健康百科  2018年03月16日)


世界睡眠学会(WSS)が睡眠に関する知識の普及や啓発を目的として、
2007年に春分の日の前週の金曜日を世界睡眠デーに制定した。

世界70カ国以上が世界睡眠デーに参加しており、睡眠障害を予防・治療し
睡眠問題が社会に及ぼす悪影響を減らすため多くの活動を行っている。


現在使用されているICD-10(疾病及び関連保健問題の国際統計分類第10版)
には大分類に睡眠障害がなく、非器質性睡眠障害が第5章(精神および行動の
障害)、器質的睡眠障害が第6章(神経系の疾患)に分類され、両方に
同じような診断名があり紛らわしい。

今年(2018年)5月の世界保健総会で承認される予定であるICD-11では、
第7章に睡眠−覚醒障害が独立して分類される。


昨年フィリップス社が発表した世界の睡眠優先順位の実態(米国、オランダ、
ドイツ、フランス、日本の成人6,461人で調査)では、世界の成人の92%が
睡眠は全般的な健康充足にとって重要であると考えている一方、84%が
よく眠ることに勝るもの(配偶者・パートナー、家族、友人と過ごす時間、
仕事など)も存在すると考えていた。
また、82%がたった一晩でもよく眠れないと悪影響(疲れて見える、生産性が
落ちる、やる気が出ない、集中できない)を実感し、68%が毎日の睡眠時間を
増やすことができればQOLが向上すると考えている。




http://kenko100.jp/articles/180316004524/#gsc.tab=0





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