今日は何の日:3月8日は世界腎臓デー

[3月8日は世界腎臓デー]

(あなたの健康百科  2018年03月08日)

世界腎臓デーは、2006年に腎臓病の早期発見と治療の重要性を啓発する
国際的な取り組みとして、国際腎臓学会(ISN)と腎臓財団国際協会
(IFKF)が共同で提案し、毎年3月の第2木曜日に制定された。

今年(2018年)の世界腎臓デーのテーマは「腎臓と女性の健康」である。


ISNが昨年4月に発表したGlobal Kidney Health Atlasによると、人口
100万人当たりの血液透析・腹膜透析・腎移植患者数は日本が2,001人以上で
世界一である。


東京慈恵会医科大学の横尾隆氏らは慢性腎不全患者の人工多能性幹(iPS)
細胞を使って、体内で腎臓を再生し機能を回復させる世界初の臨床研究を
年内にも外国で始める計画を立てている。
薬剤で死滅するように遺伝子を改変したブタ胎児の腎臓の芽に、iPS細胞から
作製した腎臓の基となる前駆細胞を注入し、患者の体内に移植する。
その後、患者に薬剤を投与してブタの前駆細胞を死滅させると、数週間で
患者の細胞由来の腎臓が再生する。
患者の細胞だけで腎臓をつくるため、免疫抑制薬が不要になると期待される。

日本での実施はサルで安全性や有効性を確認してからになるが、その前に
ブタからヒトへの移植や再生医療を法律などで認めている国の医療機関で
実施することを検討している。




http://kenko100.jp/articles/180308004514/




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