高額抗がん剤「オプジーボ」、2割超値下げ28万円に

[高額抗がん剤「オプジーボ」、2割超値下げ28万円に=厚労省]

(時事通信  2018年3月5日)


厚生労働省は5日、医薬品の公定価格(薬価)について、2018年度の個別
品目の改定額を官報で告示した。

肺がんなどの治療に用いられる高額抗がん剤「オプジーボ」(小野薬品
工業)は、現行の100ミリグラム当たり約36万5000円から、制度改革の影響で
23.8%減の同27万8000円に下がる。
2014年に皮膚がん限定の薬として保険適用された当時の約73万円と
比べると、6割超安くなる。


薬価は2年に1度の診療報酬改定時に、実勢価格などに合わせて見直す
仕組み。
2018年度の実勢価格を反映した改定率は全体で1.36%減となった。


オプジーボは、がん細胞に対する免疫細胞の攻撃にブレーキがかからない
ようにする薬。
保険適用の対象が肺がん治療にも広がり、利用者が急増した。
1人当たり年3500万円掛かり、保険財政を圧迫するため、政府が2017年2月に
特例で半額に下げた経緯がある。 



https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180305-00000021-jij-pol



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