サナトリウム

[サナトリウム]

(Wikipedia)


かつては、結核治療用の長期療養施設をさした。
結核治療のため、日当たりや空気など環境の良い高原や海浜に建てられる
ことが多い。


結核の治癒率が高まった以降は、精神疾患や認知症、脳卒中の後遺症など
他の病気を含めた長期療養施設をさすようになった。


日本での最初のサナトリウムは明治20年(1887年)、鎌倉由比ヶ浜に
建てられた結核療養所「海浜院」。

最大規模のものは茅ヶ崎の南湖院であったとされる。

Sanatoriumという言葉は従来からあったSanitarium(保養所)と結核治療
施設とを区別するため、「健康」を意味するラテン語のsanitasの部分を
科学的な治療に、手当の意味を付け加えていることを強調するため、
「治る」という意味の動詞sanoに置き換えることで作られた造語である。






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