世界の子供、14%が脳障害の危険 ヨウ素不足、ユニセフ報告

[世界の子供、14%が脳障害の危険 ヨウ素不足、ユニセフ報告
                   海草類食べる日本は危険性少なく]

(産経新聞  2018年3月1日)


国連児童基金(ユニセフ)などは1日付で、妊婦や乳幼児が摂取するヨウ素の
不足により、毎年世界で生まれる子供の約14%に当たる1900万人近くに、
脳の障害が出る危険性があると警鐘を鳴らす報告書を発表した。

対策には普段からヨウ素添加塩を使うことが有効だという。
ユニセフはヨウ素不足が起きやすい地域では国ぐるみで普及させるよう推奨
した。

ヨウ素を含む海草類を日常的に食べる日本では摂取不足の心配は低いと
される。
過剰摂取の危険性を指摘する医療関係者もいる。

ユニセフによると、ヨウ素が不足すると子供の神経系や心理面の発育に影響が
出て、認知機能が下がることがある。

ヨウ素不足による障害の危険性がある子供のうち、430万人が南アジアに集中
している。

(共同)

http://www.sankei.com/life/news/180301/lif1803010025-n1.html



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