笑気吸入鎮静法〜どんな患者さんに適応か

[笑気吸入鎮静法〜どんな患者さんに適応か] 歯科治療に不安や不快を感じない患者さんはいないでしょう。 治療の内容がごく簡単なものでも、やはり不安感を持つものです。 その意味からすると、どんな患者さんにも、どんな処置内容で あっても適応と思われます。 なかでも、特に「笑気吸入鎮静法」が必要な症例は、次のような ときです。 ・歯科治療に不安感、恐怖心、不快感を持っている患者さん ・いわゆる神経質な患者さん ・小児を歯科治療の非協力児にさせないために ・ストレスに対する予備力の低い高齢者 ・既往歴に歯科治療中の神経性ショック、脳貧血様発作、 疼痛性ショックを有する患者さん ・心疾患、高血圧など内科的慢性疾患を持ち、歯科治療の ストレスを軽減すべき患者さん ・嘔吐反射の強い患者さん 鼻閉などにより「鼻呼吸」のできない患者さんには物理的に無理 ですが、本来歯科治寮における禁忌症でなく、通院できる体力を 有する患者さんであれば安全に使用できます。 (株式会社セキムラ)No tags for this post.
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