目の中にコンタクトレンズ27枚、手術の日まで気づかず

[目の中にコンタクトレンズ27枚、手術の日まで気づかず 英]

(CNN.co.jp  2017年7月18日)


英国の病院で白内障の手術を受ける予定だった67歳の女性の右目の中に、
27枚のコンタクトレンズが入っているのを医師団が発見して取り除く出来事が
あった。

女性は目に不快感があったものの、ドライアイや年齢のせいだと思っていたと
いう。

この事例について、医師団が18日までに英医学誌BMJに発表した。


女性は昨年11月、この病院で白内障の手術を受ける予定だったが、麻酔を
かけようとした医師が、まぶたの下にある青い塊を発見した。
この青い塊は、積み重なった17枚のコンタクトレンズでできていたことが
判明。
詳しく調べた結果、さらに10枚のレンズが見つかった。

「全員がショックを受けた」
「こんな状態は見たことがなかった」
主治医はそう振り返る。


女性は35年前から毎月使い捨てのコンタクトレンズを使用していたが、
いつからレンズが積み重なっていたのかは不明。

右目のレンズは外そうとしても見つからなかったため、どこかで落としたと
思ったと話しているという。

一方、左目に問題はなかったといい、右目の方の視力が悪かったことが原因
かもしれないと医師は推測する。

女性はコンタクトレンズの定期検査は受けていなかったと思われる。

医師団はこの事例を教訓として、定期検査を受けずにコンタクトレンズを
使い続ければ、重大な結果を招く恐れもあると警告している。

医師団は女性の右目のコンタクトレンズを取り除いた後、白内障の手術を
いったん延期。

2週間後、女性が感じていた不快感は大幅に改善され、白内障の手術は無事に
行われた。



https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170718-35104335-cnn-int




No tags for this post.
カテゴリー: が眼科 パーマリンク