[白人と黒人のカップルから誕生した子ども 双子の姉妹に両親感激]
(By – grape 2017年01月31日)
今では日本でも珍しくなくなった異なる人種同士による結婚。
さまざまな人種の人たちが暮らすアメリカではそんな異人種同士の結婚や
出産は日常的です。
ところがそんなアメリカでもニュースになるほど注目を集める赤ちゃんが
誕生しました。
2016年4月、イリノイ州に住むホイットニーさんは恋人のトーマスさんとの
間に出来た双子の女の子を出産しました。
ホイットニーさんは白人、トーマスさんは黒人です。
<元気に誕生した双子の姉妹は…>
ホイットニーさんは生まれた我が子を見てとても驚いたそう。
なぜなら、姉妹の肌の色が違ったのです。
カラニちゃんは白い肌に青い目、ジャラニちゃんは濃い色の肌に茶色い目。
二卵性双生児の姉妹は異なる外見を持って生まれてきました。
イギリスの遺伝子学者ジム・ウィルソン氏がBBC放送に語ったところに
よると、異人種間のカップルで肌の色が違う双子が生まれる確率は
500分の1だということ。
同じ受精卵から生まれる一卵性双生児と違い、二卵性双生児は父母から
それぞれ異なった遺伝子を受け継ぐため顔が似ていないことも多いと
言われます。
それでも異人種間の両親から生まれる赤ちゃんで、肌の色がこんなにも
はっきりと違うことは非常にまれだということです。
ホイットニーさん:
誰もこの子たちが姉妹だと信じないんです。
2人に同じ恰好をさせているから、外出するとみんな2人を
見たとたんに混乱した表情になるんですよ。
US WEEKLYによると、ホイットニーさんはカラニちゃんとジャラニちゃんが
誕生する約2年前に、当時2歳だった息子のプラヴィンくんを水難事故で
亡くしたということです。
そしてジャラニちゃんは、プラヴィンくんとそっくりなのだそう。
「この子たちは奇跡の赤ちゃんです!」そう言って大喜びしている
ホイットニーさんとトーマスさん。
奇跡の確率で誕生したカラニちゃんとジャラニちゃんが、これから両親に
もっともっとたくさんの奇跡を運んでくれますように。