シャラポワ使用薬の販売激増=ドーピング問題が宣伝に―ロシア

[シャラポワ使用薬の販売激増=ドーピング問題が宣伝に―ロシア]

(時事通信  2016年3月19日)


【モスクワAFP=時事】
世界反ドーピング機関(WADA)の禁止薬物で、女子テニス元世界ランキング
1位のマリア・シャラポワ選手(ロシア)が使用していた心疾患治療薬
メルドニウムの売り上げが、ロシアで大幅に増加している。

医薬品部門の市場調査会社DSMグループが、18日に公表した調査結果で
明らかにした。

シャラポワ選手は7日、全豪オープンの際に受けたドーピング検査で
メルドニウムの陽性反応が出たと公表した。

調査によれば、ロシアで7~13日に販売されたメルドニウムは7万8300箱で、
前週比220%の大幅増だった。

DSMグループは、声明で「ドーピング騒ぎが、とても良い宣伝になった。
シャラポワ選手が使っているのなら本当に効果があると思われた」と分析。

一方、急激な需要増で、薬の価格急騰や在庫不足への懸念が患者の間に
広がっていると指摘した。 



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160319-00000031-jij-int




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