加藤茶さん 大動脈解離(5) 暴飲暴食のつけ「狭心症」診断

[コメディアン 加藤茶さん 大動脈解離(5)
                    暴飲暴食のつけ「狭心症」診断]

(読売新聞  2015年12月24日 )(一病息災)


「全員集合」は12年ほどたった頃から、マンネリと言われた。

50歳を過ぎたリーダーのいかりや長介が、「疲れた」「引退したい」と漏らし
始めた。
「追いまくられて、長さんが精神的にまいっちゃった。ネタは志村とオレで
考えるようになった」

裏番組の「オレたちひょうきん族」に、視聴率で抜かれるようにもなった。
16年、803回続いた「全員集合」が1985年、終わった。

だが、後番組として、休むことなく志村と、「加トちゃんケンちゃんごきげん
テレビ」を6年続けた。

この間に結婚。
3人の子を持った。
俳優の仕事も始めた。


還暦を迎えた2003年から人生が急転回する。
熟年離婚し、財産の大方は別れた家族に渡した。
「オレの責任だったから……」

翌年、いかりやが亡くなった。
ドリフ最古参として、弔辞を読んだ。
「そっちからいきなり『全員集合』って言われても、オレたちすぐには
いけないからね」


家に帰っても誰もいないので、生活がどんどん乱れた。
「飲みに行って朝まで遊び、それから寝ないで仕事に行くこともあった。
それなりに名を残したし、もう死んでも仕方ないかな、と思うことも
ありました」

食事は肉やラーメンなど好きなものばかり。
暴飲暴食のつけが回ってきた。

2005年の健康診断で「狭心症」と診断された。
心筋梗塞が心配される状態だった。




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