[「エネファームで健康被害」損害賠償求める]
(日テレNEWS24 2015年11月30日)
隣の家に設置された家庭用燃料電池「エネファーム」の低周波音で健康被害が
出たとして、東京・練馬区の男性(51)が使用差し止めや損害賠償を求める
裁判を起こした。
原告の会社員男性「頭が痛いし、耳鳴りになってしまうし、一家団らんとか
休んだり子供の勉強みたり普通するが、(家に)帰るのが嫌になったりする」
訴状によると原告の男性は隣の家が設置したエネファームから出る低周波音
で、不眠や耳鳴りの症状が出たという。
低周波音は、人の耳では聞き取りにくい100ヘルツ以下の低い音で、個人差が
あるものの、一部、健康被害を感じる人がいることが分かっている。
エネファームはガスを使って電気やお湯を作るシステムで、低周波音による
被害の申し出が相次いだことから、先週、消費者事故調が調査を開始する
ことを決めていた。
原告の男性は、隣人にエネファームの使用差し止めを求めるとともに、
製造元のパナソニックなどにも150万円余りの損害賠償の支払いを求めて
いる。
http://news.livedoor.com/article/detail/10894172/