ハプスブルク家

[ハプスブルク家]

(Wikipedia)


ハプスブルク家は、現在のスイス領内に発祥したドイツ系の貴族の家系。
ハプスブルク家はスイス北東部(バーゼル近郊)のライン川上流域を発祥地と
する。
この地にはハビヒツブルク(鷹の城)古城が現存する。
この「ハビヒツブルク」が訛って「ハプスブルク」になったと考えられて
いる。



<血族結婚>
一方で婚姻による所領の流失にも敏感であった。
そのため、叔父と姪やいとこ同士(二重いとこの場合もあった)という
血族結婚を数多く重ね、一族外に所領が継承される事態を防ごうとした。

その結果、17世紀頃には誕生した子供の多くが障害を持っていたり、
幼くして死亡するという事態が起こった。

カール5世以降、下顎前突症の人物が一族に多くなっており、カール5世は
不正咬合により食事は丸呑み状態であったことが伝えられている。

特にスペイン・ハプスブルク家では、カルロス2世のような虚弱体質・
知的障害を併せ持った王位継承者を誕生させ、スペイン王位をブルボン家に
渡すこととなった。
そのブルボン家も血族結婚を古くから重ねており、ブルボン家とハプスブルク
家の間で頻繁に婚姻が行われるようになると、双方で夭折したり、成人に
達しても身体に障害を持った人物が続出した。




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