水虫と認知症との関係

[水虫と認知症との関係]


アルツハイマーの主原因は血糖調節障害と考えられつつあります。
糖尿病患者はもちろん、糖尿病と診断されなくても血糖値が乱高下するような
血糖調節障害(低血糖)もアルツハイマーのリスク因子です。

老齢医学に詳しい先生の中には、「元々甘党であったが、認知症を発症
すると、大の甘党になることが多い」と報告する先生方が少なくありません。
家族で食べようとケーキを冷蔵庫に保管しておいたら、気が付いたら全部
患者が食べてしまっていた等の例を挙げています。

糖尿病の合併症に歯周病が加わりましたが、水虫の合併例が多いようです。
糖尿病は感染しやすい状態(易感染性)なので、水虫の白癬菌も増えやすく
なります。
逆に言えば、歯周病や水虫が治りにくい場合には、糖尿病や血糖調節障害の
可能性が高く、さらにアルツハイマーの危険性があると言えましょう。




(横山歯科医院・横山哲郎)



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