ポリオ患者として知られる著名人

[ポリオ患者として知られる著名人]

(Wikipedia)


<常陸宮正仁親王(今上天皇の弟宮)>
1935年11月28日、昭和天皇と香淳皇后の第2男児として誕生。
幼少期に、軽い小児麻痺を患う。



<五代目坂東玉三郎(歌舞伎役者・俳優・映画監督・演出家)>
五代目玉三郎は、梨園の出でないばかりか、小児麻痺の後遺症をリハビリで
克服したこと、その影響で左利きとなったこと、女形としては破格の長身で
あること(公称173センチ、かぶり物などをすると190センチ台になる)、
芸風や活動方針を巡って六代目歌右衛門との間に永年の確執があったこと
(後年和解)など、数々の苦難を克服しつつ精進を続けて今日の地位を
築きあげた、現在の歌舞伎界における希有の存在である。



<飛鳥田一雄(第18~21代横浜市長・第8代日本社会党委員長)>
5歳の頃に小児麻痺にかかり、左足が不自由となった。
これを機に、名の読みを「かずお」から「いちを」に改める。



<小柴昌俊(ノーベル物理学賞受賞)>
幼いころは軍人か音楽家を目指していた。
12歳の時に罹患した小児麻痺により、両方とも諦めることになったが、
その入院中に担任から贈られたアインシュタインの本が物理学者を目指す
きっかけとされる。



<権藤正利(元プロ野球選手)>
5歳の時、竹トンボを作っている最中、あやまってナイフで左手人差し指の
先端を1cmほど削ぎ落とすという大怪我をする。
このケガにより、後述のドロップが生まれたとも言われている。

また少年時代は小児麻痺にかかり、一時は左半身が不随となった。



<フランクリン・ルーズベルト(第32代アメリカ合衆国大統領)>
1921年8月10日(39歳時)にカナダ・キャンポベロー島の別荘でポリオを
発症する。
その後遺症により、下半身がほとんど麻痺し日常生活には車椅子を常用して
いた。
生前は車いすの姿をマスコミに見られるのを非常に嫌ったため、訪問先の
植木や立ち木のカムフラージュのための植え替えなどを神経質なまでに指示
した。
また、マスコミもあえて積極的に報道しなかったため、TV時代の現代では
考えられないことだが、ルーズベルトが健康を害していることは米国民には
ほとんど知られなかった。実
際、彼の車椅子姿の写真は2枚しか知られていない。

彼が実際に罹患したのはギラン・バレー症候群であったと推測する症状比較
研究がある。
それによれば、彼の症状の8項目のうち6項目についてはギラン・バレー
症候群の症状との整合性が高く、2項目についてはポリオとの整合性が
高かったという。
しかし彼の脳脊髄液は採取されなかったので、断定はできない。





カテゴリー: か感染症(細菌・ウイルス・真菌・寄生虫), げ芸能人・有名人 タグ: , , , , パーマリンク