双子の父親がそれぞれ違うことがDNA鑑定で判明(米)

[双子の父親がそれぞれ違うことがDNA鑑定で判明 裁判官も困惑 (米)]

(TechinsightJapan  2015年5月11日)

双子について、父親がそれぞれ違うというあまりにも珍しい“事件”が
米ニュージャージー州パサイク郡で起きた。
「信じられない話だが、決してありえないわけではない」という専門家の
説明に人々は目を丸くしている。

予想だにしなかったDNA鑑定の結果に、ただ動転してしまったというその
女性。
現在2歳の女の子の双子を育てているが、父親がそれぞれ異なることが
判明し、養育費の支払いをめぐってこのほどその裁判が行われたのだ。
パサイク郡高等裁判所の裁判官も驚きを隠せないものの、科学的根拠となる
鑑定結果にしたがって、片方の子どもの生理学上の父親と認められた一人の
男性に子ども一人分の養育費の支払いを命じることになった。

この驚くべき真実が判明したきっかけは、この女性が2013年1月に出産した
女の子の双子について、パサイク郡の児童福祉当局が父親と思われるある
男性に養育費の支払いに応じるよう交渉し、DNA鑑定が行われたことに
あった。

少し前には中国でもある双子についてDNA鑑定が行われたところ、やはり
父親が違うことが判明して人々を仰天させていたが、複数の男性と関係を
持った中で同時期に2つ以上の排卵があるような女性では、これは非常に
まれには起こり得るという。

女性も法廷で「1週間以内に異なる男性と体の関係を持った」と認めている。

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

http://japan.techinsight.jp/2015/05/yokote2015050823110.html

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