[葉酸たまご料理競う 栄養価啓発へコンテスト]
(大阪日日新聞 2015年3月16日)
子どもを産むときに大切とされる栄養素「葉酸」を生かした料理を競う
コンテスト「第7回葉酸たまご甲子園」(葉酸と母子の健康を考える会
主催)が15日、大阪市西区の大阪ガス・ハグミュージアムで開かれた。
今回からプロ部門が創設され、ハイアットリージェンシー京都の日本料理
「東山」が優勝した。
同コンテストは、これから子どもを産む年齢層の女性に葉酸摂取を身近に
感じてもらい、レシピを提案してもらおうと、大学で栄養学を学ぶ女子学生を
対象に2009年から実施。
今回から国際日本料理協会と共催し、有名ホテルの店舗などからプロの
料理人も参加して腕を振るった。
会場では、プロ8チームと女子学生8チームが、葉酸たまごを生かした料理に
挑戦。
素材の味を生かし、趣向を凝らしながら色とりどりの作品に仕上げていった。
「東山」は、卵黄の漬けとともに味わうアボガド丼や、葉酸たっぷりの春野菜
などの料理で初代王者の栄冠を勝ち取った。
学生の部は、和風エッグベネディクトなどを作った神戸女子大の「G-girls」が
優勝した。
国際日本料理協会の藤口晃一代表は「医食同源という言葉もあり、葉酸を取る
意味や効果を考えて今後の料理作りに生かしてほしい」と話していた。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/150316/20150316029.html