ドライアイを魚の油が防いだ

[コンタクトレンズを使う人に朗報、ドライアイを魚の油が防いだ]

(Medエッジ  2015年3月11日)


<コーン油と比べて検証>
コンタクトレンズを使用している人は、魚の油として知られている「オメガ-3
多価不飽和脂肪酸」を取っているとドライアイが改善すると分かった。

インドの研究グループが、眼科領域の国際誌であるコルネア誌2015年4月号
で報告した。



<6カ月間服用して比較>
オメガ3脂肪酸とは、αリノレン酸(ALA)、ドコサヘキサエン酸
(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)などが含まれている。

研究グループは、コンタクトレンズを使用している人およそ500人を2つの
グループに分け、一方にはオメガ3脂肪酸、もう一方には比較対照となる
コーン油のカプセルを1日2回6カ月間飲んでもらった。

3カ月後と6カ月後に、ドライアイの症状やレンズ装着感についての
アンケートと、ドライアイの指標になる涙の膜の乾くスピード、涙が紙を伝う
程度、顕微鏡で見た目の表面の細胞の状況からドライアイの程度を比べた。



<ドライアイ症状と装着感の改善>
結果として、オメガ3脂肪酸を服用したグループでは、ドライアイ症状の
改善の度合いは、コーン油と比べると、9倍近く改善していた。
レンズの装着感についても改善していた。


コンタクトレンズを装用していて、ドライアイに悩まされているとすれば、
実践してみてもいいかもしれない。




http://www.mededge.jp/a/drge/10084





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