クルム伊達、警察出動させていた 抜き打ちドーピング検査に怒り心頭

[クルム伊達、警察出動させていた 抜き打ちドーピング検査に怒り心頭]

(デイリースポーツ  2014年12月16日)


女子テニスのクルム伊達公子が16日、自身のブログを更新。
15日の深夜から夜中2時まで続いた抜き打ちドーピングテストに怒りを
ぶちまけ、警察まで出動させていたことを報告した。

22時前に就寝していたところを調査員2人の訪問で起こされ、検査に必要な
90ミリリットルの尿が取れないまま通常の検査終了時刻23時を過ぎても
居座られた。

日付が変わった1時過ぎには調査員の言動に失礼が多いため、何と警察に
出動を要請したという。

1時45分ごろにようやく検査が終わったが、その後は2回トイレに行くなど
ほとんど眠れずじまい。

練習でも体が動かず、予定していたメニューがこなせなかったという。

伊達は「大切なこの時期にアスリートの活動を完全に崩す結果になっている
このシステムに どう考えても疑問が残ります。競技をする以上、アンチ
ドーピング機構のルールに従い、検査を受ける義務があるのは理解して
います。でもそうであるならば、アスリート側の主張できる場が必要なのでは
ないかと思います」と主張した。

1996年ウインブルドン4強入りなどの実績を誇り、現役復帰後の現在も
世界ランキング89位の伊達は、同機構の検査対象者登録リストに登録されて
いる。

トップクラスのアスリートであることの証明だが、事前通告なしの競技外
検査を受ける義務がある。

就寝後に起こされた上、調査員の失言もあって怒りが増幅したようだ。

伊達は11月22日に行われたダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジの
女子シングルス準決勝を腹筋のけがで途中棄権して今シーズンを終了。
1日から来季へ向けて始動したところだった。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141216-00000082-dal-spo




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