今日は何の日:故・はらたいらさん(63歳没)

[はらたいら]

(Wikipedia)


はらたいら(本名:原平)(1943年3月8日〜2006年11月10日)は、日本の
男性漫画家、随筆家、タレント。
高知県香美郡土佐山田町(現香美市)出身。
東京都文京区小石川に居住していた。

父・太郎は、たいらが生まれる前に結核で病死。


高知県立山田高等学校普通科を1961年3月に卒業。
在学中からナンセンス漫画の才能を発揮していたが、上京後は木賃宿を根城と
して作品を出版社に持ち込んでは断られる生活が続く。
生活苦から、高校の1級後輩の森本ちず子に生活費の援助を受け「俺は
おまえのヒモだ」と自嘲していた。

1964年森本ちず子と結婚。


1992年秋口から、更年期障害による眩暈や集中力低下を訴え連載を減らし、
闘病生活に。
その時の一連の経過は、著書「はらたいらのジタバタ男の更年期」・「男も
『更年期』がわかると楽になる」などに詳しい。

テレビのクイズ番組「クイズダービー」に1977年~1992年までの間
レギュラー出演する。
しかし、クイズ番組以外ではトークを求められることが多く、これが原因で
うつ病を発症。
公演中に倒れ、うつ病の診断を受けその後は仕事を20%ほど減らした。

ほぼ同時期に、妻のちず子が乳がんを患ったが、はらはちず子がいないと
何もできないことを熟知していたため、早期に退院できる方法として検査
期間の短い乳房を残さない全摘出手術を選ぶ。

手術後にちず子のもとを訪れたはらは、チューブ類が繋がれた妻の様子を見て
卒倒して意識を失い、妻とともに入院する。

退院後は、2人で旅行をするなどして楽しんでいたものの、それも長くは
続かず、高校生時代から患っていた肝硬変を悪化させる。
飲酒量が多かったことなどもありすでに手遅れの状態だった。

2006年11月10日、肝臓癌により、埼玉県富士見市の病院で死去。
63歳没。

はらは生前、大の酒好きで知られていたため、訃報に接した大橋巨泉は
「飲み過ぎたのかな」と語った。

ちず子が葬儀後に語ったところによると、はら自身は亡くなる前、医師の忠
告を無視して酒を飲み続けた末の63歳の死について「不服はない。本望だ」と
言っていたという。



<クイズダービーの出演>
かつてTBSで放映された視聴者参加クイズ番組『クイズダービー』に、
1976年に同じ漫画家の黒鉄ヒロシと交代する形で、長らく3枠のレギュラー
解答者として活躍した。
番組出演記録は、隣の4枠レギュラー解答者だった竹下景子に次いで第2位の
記録である。

番組出演者の中では驚異的な正解率(.747)を誇っており、はらのオッズは
原則として2倍程度、時には1倍と低く設定されていた。
風刺漫画家という職業柄、はらは多数の新聞や雑誌の記事の切り抜きをまめに
行っていたが、番組では「はらは正解で当然」という期待があったため、
番組用にも特別にスクラップブックを作っていた。
収録前のはらは緊張のためいつも口数が少なかった。




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