[ジョブズは子供にiPad使わせなかった? その理由]
(dot. 2014年10月15日)
アップルの創業者、故スティーブ・ジョブズが漏らした一言がいまになって
ニューヨーク・タイムズで紹介され、SNSなどで次々とシェアされている。
曰く、「子どもたちにはiPadを使わせてない。デジタル機器使用はかなり制限
してるんだ」
反応は、「わが意を得たり!」「あれだけ売りつけておいて何をいまさら」
などさまざまだが、同紙によれば、IT業界の親ほど自分の子どものIT機器
利用に厳しいという。
なぜか。
記事中で「ワイヤード」元編集長、クリス・アンダーソンは「職業柄、IT
漬けで危険領域に入った人間を間近に見る機会が多いから」と述べる。
例えば、「高校生になるまでスマホ禁止で、インターネットは見せない」は
この業界の親の間ではごく一般的。
時間制限も当然で、あるITアナリストの家庭では「月~金は完全禁止。ただし
学校でコンピューターを使うようになる10歳以降は宿題用に時間を増やす」。
親の目の届くリビングルームでの使用に限るケースも多く、前出の
アンダーソンは「子ども部屋には(ゲームやPCなど)ディスプレーのある
機器は一切置かせない」。
後悔する発言をネットに残してほしくないとSNSを禁止する親もいるという。
容認派もいるが、「絶対禁止にすると反動が怖いのでリビングでならば何時間
でもやらせる」「ビデオ制作やプログラミングなどクリエーティブな遊びなら
いくらでも可」など、「無制限」ではない。
※AERA 2014年10月13日号より抜粋
http://news.livedoor.com/article/detail/9358665/