酒豪は危険…遠野なぎこが医学教授に指摘された意外な病名

[酒豪は危険…遠野なぎこが医学教授に指摘された意外な病名]

(日刊ゲンダイ  2014年8月17日)


「過去最高は7股」といった破天荒な発言や芸能界最短記録の「55日離婚」で
世間を驚かせている女優の遠野なぎこ(34)。

休日はほぼ一日中酒を飲んでいると公言するほどの大酒飲みだが、先日の
テレビ番組「水トク! 名医が教える!セカンドオピニオン」(TBS系)に
出演、医学部教授に意外な病気の可能性を指摘された。

「アルコール性心筋症」と「突発性大腿骨頭壊死症」だ。


酒好きというと「アルコール依存症」や「肝臓」「膵臓」の病気のイメージが
強いが、どんな病気なのか?
遠野ほどの大酒飲みでなくても、お酒好きなら、気になるはずだ。

サラリーマンの病気に詳しい弘邦医院の林雅之院長が言う。
「アルコール性心筋症とは、長い間多くのお酒を飲んでいる人がかかる、
心臓の筋肉の病気のことです。心筋が薄くなり、心臓の収縮力が弱くなって、
心臓の内腔が異常に拡大します。そのことで、血液を十分押し出せなくなり、
心不全を起こすのです。疲れやすい、だるい、動悸がするなどの症状が起き
ます。また、血液を送り出す力が弱くなるため、血液が各部に滞り、むくみ
などが起こります」

血流が弱くなることで血栓ができて、脳卒中や心筋梗塞が起こる可能性が
あるという。

アルコール性心筋症は、何といっても禁酒が最大の治療法。
お酒をやめると、劇的に良くなるという。


では、突発性大腿骨頭壊死症とは何か? 
「股関節と膝関節の間の太い骨(大腿骨)の球状の関節面を大腿骨頭と
呼びます。軟骨に覆われている大腿骨頭はただでさえ血管が少なく、
血流障害を起こすと、骨の壊死が始まる。その結果、体重を支えられなく
なり、大腿骨の一部が陥没変形するのです。そのことで痛みが走ります」
(林院長)

大酒飲みの人で股関節が痛い、という人はこの病気の可能性があるという
わけだ。

「日本では年間2000人が発症する、難病指定の病気です。初期では杖を
使ったり、局所の安静等で治まることが多いのですが、ひどい場合は
人工関節に替える手術が必要になります」(林院長)


百薬の長といわれるが、酒はその量によって健康被害をもたらす。
肝に銘じよう。




http://news.livedoor.com/article/detail/9154360/






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