子どもが糖分たっぷりの飲料を飲み過ぎると記憶力が低下する

[子どもが糖分たっぷりの飲料を飲み過ぎると記憶力が低下するかも!] (IRORIO  2014年08月02日 ) 子どもは甘いソフトドリンクが大好きだ。 糖分たっぷりなので、飲み過ぎると虫歯や肥満につながるのは誰もが知る ところ。 しかし、そこにもう1つ大きなリスクが加わるようだ。 なんと、記憶力の低下につながるかもしれないという。 <脳内の海馬部分で炎症> 南カルフォルニア大学の研究者らが、大人のマウスと若いマウスに、コーン シロップとキビ砂糖で甘くした飲み物を1カ月間与え、脳の機能を調べた。 すると、大人マウスでは特に問題は見られなかったが、若いマウスでは 学習能力と記憶力の低下が確認された。 そうした結果を裏付けるものとして、脳内の海馬部分で炎症が起こることも わかった。 <飽和脂肪も記憶低下の要因に> 海馬は記憶形成の中枢的な役割を果たす部分で、情報の処理や整理整頓などを 行う。 そこで炎症が起きるということは、記憶に関する機能が低下することを意味 する。 研究チームの1人、Scott Kanoski博士は「海馬は非常に繊細で外的要因の 影響を受けやすい。糖分だけでなく、飽和脂肪も刺激物となる」と話す。 研究チームによると、ここでいう糖分たっぷりの飲み物とは、炭酸飲料だけで なくジュースやレモネード、スポーツドリンクなども含まれるのだという。 暑い夏、飲料に手を伸ばす機会が多くなるが、少なくとも子どもには糖分 控えめの飲み物をとらせるようにした方がよさそうだ。 http://irorio.jp/karenmatsushima/20140802/152379/No tags for this post.
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