便秘はビタミンB2、ビタミンB6、葉酸の吸収を阻害する

[便秘でビタミン・葉酸の吸収効率ダウン! 老化・がんが進む恐れも]

(IRORIO  2014年03月24日)


女性の3人の1人が悩まされている便秘。
10~30代に限ると2人に1人の割合が悩んでいるというから悩みはさらに
深刻だ。

カゴメが2014年3月17日に発表した研究結果によると、その便秘によって、
体に重要な栄養素の吸収効率が低下する可能性が高いことが明らかになった。



<ビタミンB2、B6、葉酸が摂取されない?>
便秘は腸のトラブル。

腸は、食事として摂取した食べ物に含まれる栄養素を吸収する重要な役割を
持っている。

それが便秘になると、腸の動きが鈍って便が滞る。
つまり便秘は、腸の調子が低下している状態だ。


同調査では、便通状態により研究対象者を便秘傾向者と非便秘傾向者に分類。
便秘が栄養素の吸収効率に与える影響を調べるため、食事から摂取した
栄養素の量と、その内、体内に吸収された栄養素の量とを比較した。

その結果、便秘傾向者は非便秘傾向者と比べて、ビタミンB2、B6、葉酸の
吸収効率が低くなる可能性があることが分かった。

葉酸と言えば、妊娠中に不足すると、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクが
高まると言われているもの。
摂取しても吸収されていないとなると大きな問題だ。




http://irorio.jp/hiyoko/20140324/122633/





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