口呼吸が脳の働きに障害を起こしていることが明らかに

[「口呼吸」が脳の働きに障害を起こしていることが明らかに!!] (IRORIO  2014年01月10日)(鈴木 かなる) 普段、どうにも疲れやすい、昼間に眠たくなる、注意力が散漫だ。 そんな人は呼吸法を見直せば、改善されるかもしれない。 医療法人社団智徳会 ファミリー歯科医院は、歯科医師、佐野真弘・佐野 サヤカ両氏が、「脳の学校」代表の加藤俊徳氏(医師・医学博士)らと行った 研究で、「口呼吸は鼻呼吸よりも、前頭葉により酸素消費を生じる」ことを 世界で初めて発見したと発表した。 呼吸には鼻呼吸と口呼吸があり、人間の通常の呼吸は鼻で行われるが、鼻が 詰まったり、激しい運動をした時に、その場をしのぐために口呼吸が行われる ことがある。 口呼吸が習慣化すると、睡眠障害など、2次的な合併症が引き起こされやすく なる。 これは「口呼吸習慣病」と呼ばれるもので、普段、口をぽかんと開けている 人は「口呼吸習慣病」の可能性がある。 また、歯並びの悪い人(歯列不正など)にも口呼吸が多く見られるそう。 今回の研究では、最新のベクトル脳機能NIRS計測法を使って、近赤外線を 頭皮上から照射し脳の酸素活動を計測。 その結果、口呼吸では前頭葉の活動が休まらず、慢性的な疲労状態に陥り やすくなる可能性が明らかになった。 また、前頭葉の慢性的な疲労状態により、注意力が低下し、学習能力や仕事の 効率の低下を引き起こすことが考えられるという。 自分は普段、口呼吸をしているなと感じる人は鼻呼吸を意識すると脳が活性化 してくるかも!? この研究成果は、NeuroReportの12月号に掲載された。 http://irorio.jp/canal/20140110/101504/                No tags for this post.
カテゴリー: し小児歯科, た態癖/生活悪習癖, は歯並び パーマリンク