ベリー類やグレープフルーツ、男性のパーキンソン病リスクを低減

[ベリー類やグレープフルーツ、男性のパーキンソン病リスクを低減 研究]

(AFPBB News  2012年4月12日)

発信地:米国

【4月12日 Relaxnews】
男性諸君、ベリー類やお茶、それにリンゴやナスはもっと多く摂取した方が
良いかもしれない――

最新の研究によると、フラボノイドの多い食生活にはパーキンソン病などの
脳疾患を予防する効果があるという。


フラボノイドは、ナスやカシス、ブラックベリー、グレープフルーツ、色の
濃い豆類など、黄色や紫色、オレンジ色、赤色の皮の植物を原料とする多くの
飲食物に含まれている。

米ハーバード大学と英イーストアングリア大学は20年間にわたって13万人の
男女を対象に追跡調査を行った。
結果、約800人がパーキンソン病を発症したという。


パーキンソン病は脳の疾患で50歳以上での発症が多い。
発症すると手足の震えが起こったり、歩行や運動の調節が困難になる。


被験者の食生活を分析した結果、最も多くのフラボノイドを摂取していた
男性群は、最少摂取の男性群と比べ、パーキンソン病を発症する確率が
約40%低かった。

研究においては、茶やベリー、リンゴ、赤ワイン、オレンジ、オレンジ
ジュースがフラボノイドの主な摂取源だった。

興味深いことに、女性の被験者では男性のようなフラボノイドとパーキンソン
病との関連性は見られなかった。


同研究は、4日の米国神経学会の学会誌「Neurology」に掲載された。



http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2870506/8767627





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