閉塞性睡眠時無呼吸の男性患者は難聴になりやすい

[閉塞性睡眠時無呼吸の男性患者は難聴になりやすい―台湾研究]

(あなたの健康百科  2012年3月5日)


寝ている間に一定時間呼吸が止まる閉塞性睡眠時無呼吸症候群の男性患者は、
突発性難聴にかかりやすい傾向があると、台湾の研究グループが米医学誌
「Archives of Otolaryngology-Head & Neck Surgery」に発表した。



<女性では関連認められず>
同研究グループは、台湾の国民健康保険データベースから突発性難聴の
3,192人を抽出。
性、年齢、診断年を一致させた突発性難聴のない対照群(1万5,960人)との
間で、閉塞性睡眠時無呼吸症候群と突発性難聴との関係を検討した。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の有病率は、突発性難聴群が1.7%、対照群が
1.2%。
関連する要素で補正したところ、突発性難聴のある男性は対照群と比べ先行
する閉塞性睡眠時無呼吸症候群を持つ割合が約1.5倍高かった。

ただし、女性では閉塞性睡眠時無呼吸症候群と突発性難聴との関係が認め
られなかったという。



http://kenko100.jp/news/2012/03/05/01




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