サマータイムは不健康・・・睡眠学会が反対を提言へ

[サマータイムは不健康…睡眠学会が反対を提言へ]

(読売新聞   2011年6月25日)


夏季に時計の針を1時間程度進めるサマータイム制度について、「健康への
悪影響が大きく、節電効果が乏しい」と反対する提言を、不眠症治療の
専門医らでつくる日本睡眠学会が近くまとめる。

原子力発電所の停止に伴う電力不足で制度導入の動きが出ているが、健康面の
悪影響や省エネ効果の乏しさを指摘する論文が国内外で増えており、「弊害の
大きさがより鮮明になっている」としている。

サマータイムは、涼しい朝や明るい時間帯を有効活用する目的で、欧米などの
70か国以上が実施している。

同学会によると、欧米での調査では、サマータイムによって睡眠時間の短縮、
睡眠の質の悪化がみられ、朝起きるのが苦手な夜型人間は4週間たっても
生体リズムが同調しなかった。

また、帰宅後の冷房使用が増えて節電につながらず、米国では消費電力が
1〜4%増えた例もあった。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110625-00000771-yom-soci




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