母子健康手帳の問題点とスポック博士の育児書

[母子健康手帳の問題点とスポック博士の育児書]


1980年(昭和55年)に、K先生主導で、スポック博士の育児書を母子健康
手帳に導入した。

そうしたら、1982年(昭和57年)頃から急にアトピーが増え始めた。
自己免疫疾患などの難病も増え始めた。


問題は2つある。

1つ目は、離乳食開始時期が早過ぎること。
離乳食を生後5〜6か月から与えるというのは、最大の問題である。

乳児ボツリヌス症以降、米国ではタンパク質が乳幼児に毒だということに
気がついて、離乳食の開始時期を大幅に遅らせた、
同時に、スポック博士を追放した。
1980年(昭和55年)頃の話である。

その頃日本では、日本古来の育児法を捨てて、スポック博士の育児書を母子
健康手帳に導入した。


2つ目の問題は、冷たい物中毒を生み出していること。

哺乳動物は腸を冷やしてはいけない。
特に乳幼児は絶対に腸を冷やしてはいけない。

ところが、スポック博士は、冷たいミルクでいいですよと言った。
搾乳と称して冷たいミルクを飲ませると最悪の状況になる。



[出典]
・日本舌癒着症学会論文抄録集
・西原克成著「赤ちゃんの進化学」


(横山歯科医院・横山哲郎)




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