ロシア、恒久的にサマータイムへ移行 家畜にも配慮

[ロシア、恒久的に夏時間へ移行 家畜にも配慮?]

(AFPBB News  2011年03月28日)

(発信地:モスクワ/ロシア)

【3月28日 AFP】
ロシアは27日、時計の針を1時間進めて夏時間に移行した。

ドミトリー・メドベージェフ大統領の主導で2月に冬時間の廃止が決まった
ため、今後は夏時間が恒久的な時刻となる。

首都モスクワの場合は、常にグリニッジ標準時(GMT)からプラス4時間の
時刻となる。


冬時間廃止の理由について、メドベージェフ大統領は、時計の針を戻すことで
人間のバイオリズムが乱され、ストレスや病気の原因となると説明している。

だが、専門家らは、時計の針を進めたり戻したりすることによる人体への
悪影響は証明されていないと主張。
この決定に疑問を投げかけている。

だが、メドベージェフ大統領が配慮したのは人間だけではないようだ。
「ウシたちは夏時間と冬時間の違いを理解できない。だから、なぜ、乳搾りの
時刻が変わるのか理解できない。これでは、かわいそうだ」と述べて、農場の
動物たちへも気遣いを見せている。



http://www.afpbb.com/article/politics/2792950/7016548




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