こむら返り(1)運動前にツボ押して予防

[こむら返り(1)運動前にツボ押して予防] (読売新聞  2010年8月26日) 運動の最中や就寝時にふくらはぎや太もも、足の裏などの筋肉が急にけいれん して激しく痛む「こむら返り」。 高齢者や妊婦、糖尿病の患者らがなりやすいが、普通の人でも起きる。 原因は、準備運動不足や、爪先立ちなど足に負担がかかる無理な姿勢、体内の ミネラル分の不足などが挙げられるが、分かっていないことも多い。 だが、予防や改善につながる方法がいくつか知られている。 その1つが足のツボ押しだ。 膝関節の外側に出っ張った骨(腓骨小頭)があり、その数センチ下に小さな くぼみがある。 陽陵泉と呼ばれ、足の筋肉と関係が深いツボとされる。 福岡大病院東洋医学診療部長の向野義人さんは「運動前や寝る前に、この ツボを親指で20秒ほど押すと、こむら返りの予防や症状緩和に役立つ」と 勧める。 今月中旬、キャンプ場で、学生がこむら返りを起こした。 引率していた向野さんがツボを押すと、すぐに痛みが治まったという。 力加減は「少し痛いな」と感じるくらいがちょうどよく、苦痛を覚えるほど 強く押す必要はない。 「米粒をテープにつけて、ツボに張ってもいい」と向野さん。 指で押す代わりに、米粒で軽い刺激を与え続ける、というわけだ。 「ツボ押しは簡単で危険性もないので試して」と呼びかける。 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=29896                No tags for this post.
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