ランチメイト症候群 ひとりじゃいられない症候群

[ランチメイト症候群 ひとりじゃいられない症候群]

(Wikipedia)


学校や職場で一緒に食事をする相手(ランチメイト)がいない
ことに一種の恐怖を覚えるというもの。



<概要>
主な症状は、1人で食事することへの恐れと、食事を1人でする
ような自分は人間として価値がないのではないかという不安で
ある。
学校や職場で1人で食事をすることはその人には友人がいないと
いうことだ。
友人がいないのは魅力がないからだ。
だから、1人で食事すれば、周囲は自分を魅力のない、価値のない
人間と思うだろう。
この症状の当事者はこのように考えがちである。
こうした考え方が主な症状である恐れと不安を誘発する。
さらに、断られることを恐れているので自分から誰かを食事に誘う
こともできない。
ランチメイト、つまり食事相手を確保できない者は、1人で食事を
する姿を学友や同僚に見られないように図書館などで隠れて食べる
ことがある。
中には食事の様子を見られそうになってトイレに隠れたり、ひどい
場合は仕事を辞めたり就職を諦めたり学校へ行けなくなる。



<便所飯>
便所飯(べんじょめし)とは、一緒に食事をする相手がおらず
1人で食事を取るところを他人に見られたくないという理由から、
特にトイレの個室を食事の場所に選ぶことを指すインターネット
スラングで、ランチメイト症候群の一種として同一視されることも
ある。
人目を避けて食事する場所として他ならぬトイレを選ぶ理由と
しては、1人で食事しているところを友達の友達にも見られたく
ない、人目につかない場所が他にない、トイレの個室は誰にも邪魔
されず監視もなく自分を守ってくれる空間であり居心地が良い、と
いった理由があるという。

この言葉は2005年初めから2006年頃にインターネット上で
広まり、特に寂しい学生生活を表すスラングとして、面白半分の
ニュアンスで語り継がれていったとされる。
その後次第にメディアで注目されるようになり、特に2009年7月
6日に朝日新聞が夕刊一面で社会現象として取り上げ、続いて
翌日の「めざましテレビ」「情報プレゼンター とくダネ!」と
いった情報番組でも紹介された際には、ネット上で「便所飯」が
検索キーワードとして急上昇するなど大きな反響があった。

一方で「便所飯」の存在自体を疑問視し、一種のジョークや存在の
疑わしい都市伝説として見なされることも少なくない。





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