ドリー(羊)

[ドリー(羊)]

(出典:Wikipedia)


1996年、世界初の哺乳類の体細胞クローンである雌羊。
スコットランドのロスリン研究所で生まれ育ち、6歳で亡くなる。

ドリーという名前は乳腺細胞由来にちなんで、飼育係がドリー・
パートンの巨乳を称えて提案したものである。
ドリーは体細胞の核を除核した胚細胞に移植する技術によって誕生
した。
ドリーは6歳の雌羊の細胞からクローンされ、今日まで続く議論の
的となっている。

ドリーは生まれつき細胞内の染色体にあるテロメアが短くなって
いるので生まれつき老化しているという研究が、1999年に
ネイチャー誌へ発表された。
遺伝情報の元が6歳のヒツジであり、したがってドリーは誕生時に
遺伝子が既に6歳であったと推測された。

この徴候は2002年、ドリーが5歳の時に報告された。
異常な若さで関節炎を発症し衰弱していったのである。





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