酒一気飲み、2008年は大学生ら5人死亡 1992年以来3番目に多い

[<酒一気飲み>昨年は大学生ら5人死亡 92年以来3番目]

(毎日新聞  2009年3月28日)


酒の一気飲みによる急性アルコール中毒などで死亡した大学生らが2008年は
全国に少なくとも5人いたことが、子供らを一気飲みで亡くした家族でつくる
「イッキ飲み防止連絡協議会」(東京都中央区)の調査で分かった。
1992年の協議会発足以来3番目に多く、協議会は「大学の場合、過去に
問題が起きても、関係者が卒業すると忘れられてしまう」と指摘している。

協議会が報道などを基にまとめた。
5人は1995年の8人、1993年の6人に次ぐ数。

4リットルのペットボトルに入った焼酎を回し飲みするよう先輩に指示された
神戸学院大2年の男子学生(当時20歳)や、寮内で行われた新入生歓迎
コンパでビールや焼酎を飲んで死亡した一橋大学1年の男子学生(同18歳)
らが含まれる。


神戸学院大の学生の父親(52)は「飲ませた学生たちは『無知だった』と
言うが、もう息子は帰ってこない。大学側には危機管理能力が欠けている」と
学生や大学を批判した。


協議会は、飲酒について注意喚起するコースター2,000セットを大学などに
配布し、新入生や新入社員の歓迎会シーズンに合わせて注意喚起する。

問い合わせは協議会が事務局を置くNPO法人ASK(アルコール薬物問題全国
市民協会)まで。



(工藤哲)



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090328-00000096-mai-soci

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