妊娠中の唾液過多症(流涎症)

[妊娠中の唾液過多症(流涎症)] (わかばまーくくらぶ より) <唾液が多くなるのはつわりの症状のひとつです> 唾液が多くなるのはつわりの症状のひとつです。 妊婦向けの本にもつわりの症状として「唾液の過多」など 書かれているのに、なぜか病院では知名度が低く、「そんな話は 初めて聞いた」「ツバなら飲み込んだら?」と言われたという 体験談が少なくないのが現状です。 また、味に関する不快感もよく聞かれ、自分のツバで吐き気を 催すことがあると吐く回数が増えることになり、ダメージが 大きくなります。 <実際に唾液の量が増えている> 通常の大人の唾液分泌量は1〜1.5リットルと言われています。 でも、唾液が止まらずペットボトルに出すと短時間に大量に たまることから、実際に唾液の量が増えていることが分かり ます。 やや多くなったと感じる人から、飲み込めない量になる方など 個人差があります。 <軽いうちはガムや飴や氷で> 軽いうちはガムや飴や氷でしのぐことができるようです。 飴だと虫歯になりやすいですので、歯のケアにご注意ください。 <ツバを出すときには> 量が多くなるとそのまま飲み込み続けると胃がガボガボに なったり、吐き気を催したりします。 また、もともと水も飲めない状態の人だとツバが不快で飲み込め なくなります。 特に夜に眠れなくなって一晩に何度も起きてツバを捨てに行く ことになる人もいます。 <はき出すときの工夫> 「よだれつわり」を体験された皆様からいろいろな工夫を聞く ことができます。 外出中ツバを出せない時にはペットボトルを飲むフリをして 出すと人目を気にせず済みます。 ペットボトルにホルダーやタオルをまいて中身を見えなく します。 夜は枕元に洗面器を出しておくと、夜中に何度もトイレや 洗面所に行かずに済みます。(家族に事情を話しておいて協力 してもらいましょう) 気軽に使えるのはタオルやティッシュですが、口が荒れて ひび割れることが多いので、リップクリームを使ったり口が 荒れないペットボトル形式にして予防してはいかがでしょうか。 <脱水症状に注意> もともと水分が取りにくいつわり中は脱水症状を一番注意 しなければなりません。 唾液が大量に出て、さらに水分がよくとれない場合は特に注意 してください。 体重が減ったり、尿の量が少なくなったりしたら要注意です ので、病院にご連絡ください。 [出典]つわりで悩んでいる人のためのサイト 「わかばまーくくらぶ」 http://www.pixy.cx/~kamosika/yodaretoha.htm          No tags for this post.
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